私が教師を目指した経緯

 

こんにちは。

今回は私が教師を目指した理由について。

 

私が教師を志したのは中学生の頃です。

当時通っていた中学校音楽の先生は、とても変わった方でした。

なんてったって授業が超テキトー。

普通音楽の授業といったら歌を歌ったり、リコーダーを吹いたり、鑑賞で音楽を聴いたりということが一般的ですが、

その先生は1時間雑談で終わることが多かったです。

しかもクラスのちょっとお調子者の男子たちと会話をしておしまい。

テスト前になると、「あ、ちなみに教科書のこのページがテスト範囲なので覚えておくように!!」

というすごく雑な授業でした。

授業で何かを教えてもらった記憶がほぼありません。

音楽の楽しさを学んだ経験も皆無です。

 

私は幼いころからピアノを習っていたし、小学校の頃の音楽専科の先生の授業が好きだったので、音楽という教科は元から好きでした。

「なんでこの先生の授業はこんなにも退屈何だろう。音楽ってもっと面白いものなのにな。」

と思っていました。

 

そしてその先生は人間的にもそれでいいのか?という方でした。

ひいき・ヒステリック・学歴自慢などなど・・

そのとき中学生ながらに思っていたことは

「教育にかかわる教師ってとても大事な職業なのに、こんな先生でもなれるんだ・・」

「だったら私はもっといい授業できるような先生になりたい!!!」

 という超超超生意気なことを思っていました。

恩師に出会って教師を目指す方は多いですが、私は反面教師の方に出会ったことで教師になろうと決めました。

 

中学校卒業後は普通高校、中学音楽の免許が取れる大学に進学しました。

大学生の頃は、ネットで見つけた教員採用試験対策講座にも積極的に参加しました。

先日部屋の整理をしていたら、その頃に作った「面接ノート」が出てきました。

面接で聞かれそうなことと、その答えをまとめたものです。懐かしい~

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また、近隣の中学校の吹奏楽部の指導をしに行ったり、

子どもと関われるようなボランティアに参加したり

教師になる上で役立ちそうなことは積極的に行ないました。

 

その後、講師を2年経験しながら

3度目に受検した教員採用試験で、合格することができました。

 その頃は、まさか教師を辞めるだなんて思っていませんでした。

 

 

ちなみに、私が中学生に頃に反面教師にしていた先生は

まだ教師を続けていらっしゃいます。

色んな良くない噂を耳にしますが、、

今もあんな授業を続けていらっしゃるようなら、子どもたちがかわいそうです。